上西理事長の雑感

 みなさん、こんにちは。
 バイオクリニック理事長の上西です。

 バイオクリニックでは、
 体のさまざま不調や病気の原因が「下あごのずれ」にあると考え、
 下あごを正しい位置に誘導する治療を行っています。

 では、そもそも下あごがずれる原因とは、いったいなんでしょうか。


■奥歯が短いと、下あごがずれる!

 下あごがずれる原因は、ずばり、「奥歯が短いこと」。

 奥歯が短いと、噛み合わせが深くなる「低位咬合」になります。

 この「低位咬合」によって、下あごがだんだんずれていき、
 全身に悪影響を及ぼしてしまうのです。

 では、なぜ奥歯が短くなるのか。

 歯は、毎日の生活で酷使されています。

 毎日の食事で咀嚼を繰り返し、奥歯を動かします。
 力を込めるときには奥歯を食いしばります。
 話をするときにも、奥歯を動かします。
 歯ぎしり等の症状があれば、なおさら奥歯に負担がかかります。

 このように毎日の生活で、奥歯がだんだんすり減ってしまうのです。
 そして、だんだんと下あごがずれていくことになります。

■食事と運動不足で、現代人の歯が伸びない

 実は、これらのような歯の酷使以前に、現代人の歯はもともと短いのです。

 本来、歯は噛むことによって骨が成長し、上に押し上げられます。
 ところが現代人は、食べるときに噛む回数が極端に少ないのです。
 食べやすく、やわらかい食事が増えているからです。
 ですから、成長過程において、奥歯がまっすぐ伸びないのです。

 運動量の低下なども、歯が成長しづらくなっている原因のひとつです。
 骨を成長させ、歯を押し上げるためにはある程度の運動が必要ですが、
 交通機関が発達した現代では、昔にくらべて著しく運動が減っているのです。

 つまり、現代人は多かれ少なかれ、下あごがずれてしまっているのです。

■人生がパワーアップする!

 現代病ともいえるアレルギーやストレス、うつ、慢性疲労
 さらに不眠、めまい、高血圧、肩こり、腰痛……などの原因は、
 単に環境や生活の変化だけが原因ではありません。
 環境や生活の変化からくる「下あごのずれ」が原因である場合が多いのです。

 ですから、「下あごのずれ」を正しい位置に誘導するだけで、
 さまざまな病気や症状が解消してしまうのです。

 私自身、バイオプレートに出会うまでは
 「しんどい」「疲れた」「無理」「眠い」が口癖のダメな人間でした。

 でも、バイオプレートで下あごのずれを治してからは、
 これらの言葉を口にしたことはありません。
 子どもの頃から体が弱く、病気がちだったというのに、
 今では疲れ知らず、病気知らずで、毎日元気に働いています。

 まるで人生が2倍も3倍もパワーアップしたようなイメージです。
 このすばらしい感覚を、ぜひひとりでも多くの人に、体験してほしいと思っています。

 はっきりとした症状がなくても、「なんとなく体調がすぐれない」という方、
 ぜひ、お気軽にバイオプレートの説明会へいらしてください。
 「下あごのずれ」が体におよぼす影響、バイオプレートの効果などを、
 くわしくお伝えします。

 希望者には無料カウンセリングや、
 モアレ写真による身体の歪みチェックも行っています。

 「下あごのずれ」を正して、
 人間が本来持っている健康、そして生きるための活力を取り戻しましょう。

上西理事長の雑感

 まだまだ寒い日々が続きますね。

 この季節、特に女性の方が悩んでいるのが「冷え」ではないでしょうか。
 女性の2人に1人は、「冷え性」に悩んでいるといいますが、
 最近では男性にも多いようです。

■「冷え」からくるさまざまな疾患

 人間は、一定の体温を保つことでスムーズに行動することができます。
 逆をいえば、体温が下がればさまざまな不調が出てきてしまう、ということです。

 具体的に「冷え」によって何が起こるのでしょうか。

 血行が悪くなり、肩こり、頭痛、腰痛、関節痛などを引き起こします。

 代謝が悪くなり、肥満やむくみの原因にもなります。
 さらに免疫力が落ちて、風邪などをひきやすくなります。
 その他、各種疾患や不眠の原因にもなります。

 「冷え」は万病のもとなのです。
 「冷え性」を放っておくと、いつのまにかさまざまな不調が
 あらわれてしまいます。

 手足やお腹まわりなどの冷え対策はしっかり行いましょう。
 外出時は手袋やマフラーで防寒対策をしっかりと。

 特に女性は下半身が冷えやすいですから、腹巻きやタイツなども活用しましょう。
 毎日ゆっくりお風呂に入って体の芯から温める、
 就寝時は足をよく温めてから寝るなど。

■「生姜紅茶」で体ぽかぽか!

 冷えに効く食品が「生姜(ショウガ)」です。
 冷え対策として「生姜紅茶」を取り入れている人も多いようですね。

 「生姜紅茶」はいつもの紅茶(ティーバックのものでOK です)に、
 すりおろした生姜汁を小さじ1杯程度加えるだけ。とても簡単です。
 体がぽかぽか暖まりますよ。
 ミルクティーにしてもいいですし、黒糖やはちみつを加えても、とてもおいしいです。

■「冷え」の原因は下あごにあった!

 「冷え」は、寒さはもちろん、血行障害や運動不足などが原因で起こります。

 そして実は、「冷え」の主な原因となる血行障害は、
 下あごのずれによって起こることがとても多いのです。

 下あごの位置を正しい場所に持ってくるだけで、血液循環はよくなります。

 なぜでしょうか。

 下あごを正しい位置に持ってくると、
 これまでアンバランスだった左右の咬筋(下あごを釣り下げている筋肉)の
 長さが同じになります。
 これにより、左右の骨格筋の緊張と、胸筋の緊張が緩み、
 それまで緊張していた全身の筋肉が緩むのです。

 全身の筋肉が緩むことで血行がよくなり、「冷え」も解消されます。
 血液循環を良くすることで、体全体の免疫力が向上し、
 自然治癒力を高めることもできます。

 下あごが正しい位置にくれば、首の骨も正しい位置に誘導されますから、
 頭痛、肩こり、腰痛、慢性疲労、不良姿勢、O脚、
 顔のゆがみ、ヘルニア、坐骨神経痛なども解消・軽減します。

 バイオクリニックでは「冷え」の根本原因を解消し、
 みなさまの健康をサポートできればと考えています。

上西理事長の雑感

 みなさん、こんにちは。
 バイオクリニック理事長の上西です。

 今回は、便秘についてお話ししましょう。

 一時的なものならよいのですが、便秘が癖になってしまったらご用心。
 病気の引き金になりかねません。

■便秘で悩む人は年々増加。まずは生活と食事の習慣の改善を試みる

 医学的には、3日以上排便がない状態を「便秘」と定義づけています。
 たとえコロコロな便でも、出ていれば便秘とは言いません。

 便秘で悩む人は、生活や食事の習慣の影響で、年々増えています。
 便秘は、肌荒れや痔、大腸ガンなど不快な症状や病気だけでなく、
 性格にも影響するという説をとなえる医師も出てきました。

 これほど体に悪影響を及ぼす便秘。
 まずは、生活の中でできる改善方法をお話ししましょう。

 1.排便のゴールデンタイムを逃さない
 排便にはゴールデンタイムがあります。朝食後30分です。
 毎日朝寝坊をして、ゴールデンタイムを逃してしまうと次第に
 便意を感じにくくなり便秘になります。

 2.朝食を抜かない
 朝、しっかり朝食を食べれば、腸が動き出し、排便のサインを送ります。
 しかし、朝食を抜くと排便サインが出なくなってしまいます。
 3食しっかり食べて、胃腸のリズムを整えることがスムーズな排便につながります。

 3.動物性たんぱく質のとりすぎを防ぐ
 動物性たんぱく質は、人間にとって吸収の良いたんぱく源ですが、とりすぎには注意。
 吸収されやすいことで、便の量が少なくなってしまうのです。
 お肉ばかり食べている人は、野菜やきのこなど繊維質を十分に含んだ食事を心がけましょう。

 4.規則正しい生活をする
 便は寝ている間にS字結腸まで降りてくるので、睡眠不足は大敵。
 さらに寝る直前まで、飲んだり食べたりして、腸を休ませないとさらに
 便秘になりやすくなります。
 胃腸を空っぽにする時間を確保し、睡眠を十分にとりましょう。

 5.ストレスをためない
 腸の動きにもっとも関係しているのがストレス。イライラしたり、
 不安に思ったり、緊張したり、イヤなことを考えると腸の動きが鈍くなります。
 胃腸は自律神経と密接な関係にあり、自分の意思とは関係なくコントロールされている
 部分が大きいのです。

 このような生活改善を行っても、便秘が解消されない場合、
 それは下あごのずれによるものかもしれません。

■下あごのずれは、自律神経のバランスを乱し便秘を誘発する!

 下あごがずれると、頬の筋肉がたるみます。

 すると、脳はその筋肉を縮めるための命令を出します。頬の筋肉というのは、
 咀嚼にかかわる重要な筋肉であり、脳にとっては生命維持のキーとなる
 大切な場所なのです。

 そこで、脳は自律神経の交感神経を優位にすることで、
 筋肉を縮める命令を発します。

 この命令により、全身が交感神経優位の状態となります。

 交感神経が優位の状態とは、全身が戦闘態勢に入るのと同じ状態です。
 気持ちを高揚させて敵を向かい打つわけですから、
 排便をしている場合ではありません。

 当然、腸の動きは鈍くなります。

 下あごがずれると、人間の体は24時間、常に戦闘モードとなり、 
 排便のタイミングがなくなってしまうのです。

 この状態は、下あごのずれを正すまで続きます。

 戦闘モードですから、忍者がいつ暗殺にくるか分からない殿様のように、
 夜もおちおち眠ることができず、便がS字結腸まで降りてこなくなります。

 下あごのずれを正せば、自律神経のバランスが整い、戦闘モードは、
 日中の必要な時のみ発動されるようになります。

 副交感神経という交感神経とは拮抗する神経が働き、排便を促すようになります。

 また、「下あごがずれている」という信号は大きな脳神経を伝わってくるため、
 脳にとって大変大きなストレスとなります。

 先ほど、ストレスと腸の動きには密接な関係があるとお話ししましたが、
 下あごがずれていると、意識しなくても脳はストレスを感じているのです。

 下あごのずれを正すバイオプレート治療を行った、
 便秘に悩む患者さんの8割以上が、完治・改善しています。

 便秘がなかなか改善されない方は、下あごのずれを疑ってみてはいかがですか?

 下あごのずれのセルフ・チェックの方法は、
 バイオクリニックのサイトに掲載しておりますので、参考にしてください。

上西理事長の雑感

 みなさん、こんにちは。
 バイオクリニック理事長の上西です。

 先日、「肩・首・背中のコリを自分で解消する」という特集で
 雑誌の取材を受けました。

 拙著である「下あご力」を読んで、お声かけいただいたそうです。
 少しでも下あごのずれが全身に及ぼす影響を啓蒙できればと、
 喜んで協力させていただきました。

 下あごがずれる原因、下あごのずれを判断する方法、
 さらに自宅でできるあごの運動、日常生活で気をつける事、
 などをお話しさせていただきました。

 詳しくは3月16日に発売される祥伝社「からだにいいこと」5月号を
 読んでいただければと思います。
 私も発売が楽しみです。

 更に、肩こりつながりといってはなんなのですが、
 「コミコミクリニック みんなの家庭の医学」でも
 肩こりの特集が放送されていましたね。

 東京医科歯科大学 准教授 木野孔司 先生が出演され、
 TCH(無意識に上下の歯が軽く触れている状態。歯ぎしりや歯を食いしばりとも異なる。)や
 下あごのずれが、肩こりや腰痛等の慢性疾患の原因になる、という内容でした。

 番組中では奥歯を接触させると咬筋に力が入ってしまい、肩こり等につながっていた…
 という話でしたね。

 私は咬筋が過緊張を起こしている原因は奥歯の短さにあると考えています。
 奥歯が短いと、噛み込みが深くなり、顎関節に下顎頭(顎の付け根)が
 深く入り込んでしまいます。これが顎関節症の大きな原因です。

 その時に奥歯が短い分だけ咬筋を縮める命令が自律神経命令で出てしまいます。
 これは自分の意志とは無関係に生じます。
 さらにその自律神経の命令は咬筋だけでなく、同側の筋肉にも影響を与えますので、
 同側の筋肉が過緊張状態となり、肩こりや腰痛等の症状を引き起こします。

 番組中では口を開けて意識的に歯を離す訓練を繰り返す事で
 肩こりが緩和されていました。
 しかし例えば寝ている間も含めずっと意識し続けるのは
 難しいのではないかと思います。

 バイオプレート治療はプレートを装着し、
 脳に正しいあごの位置を覚えさせる治療法です。

 寝ている間にプレートを装着する事で日中プレートを装着していなくても
 無意識に正しい位置にあごが安定するので、より本格的な治療になり、
 肩こりの改善に繋がります。


 頑固な肩こりでお悩みの方は是非、バイオプレート治療説明会にご参加ください。