上西理事長の雑感

 みなさん、こんにちは。
 バイオクリニック理事長の上西です。

 先日、「肩・首・背中のコリを自分で解消する」という特集で
 雑誌の取材を受けました。

 拙著である「下あご力」を読んで、お声かけいただいたそうです。
 少しでも下あごのずれが全身に及ぼす影響を啓蒙できればと、
 喜んで協力させていただきました。

 下あごがずれる原因、下あごのずれを判断する方法、
 さらに自宅でできるあごの運動、日常生活で気をつける事、
 などをお話しさせていただきました。

 詳しくは3月16日に発売される祥伝社「からだにいいこと」5月号を
 読んでいただければと思います。
 私も発売が楽しみです。

 更に、肩こりつながりといってはなんなのですが、
 「コミコミクリニック みんなの家庭の医学」でも
 肩こりの特集が放送されていましたね。

 東京医科歯科大学 准教授 木野孔司 先生が出演され、
 TCH(無意識に上下の歯が軽く触れている状態。歯ぎしりや歯を食いしばりとも異なる。)や
 下あごのずれが、肩こりや腰痛等の慢性疾患の原因になる、という内容でした。

 番組中では奥歯を接触させると咬筋に力が入ってしまい、肩こり等につながっていた…
 という話でしたね。

 私は咬筋が過緊張を起こしている原因は奥歯の短さにあると考えています。
 奥歯が短いと、噛み込みが深くなり、顎関節に下顎頭(顎の付け根)が
 深く入り込んでしまいます。これが顎関節症の大きな原因です。

 その時に奥歯が短い分だけ咬筋を縮める命令が自律神経命令で出てしまいます。
 これは自分の意志とは無関係に生じます。
 さらにその自律神経の命令は咬筋だけでなく、同側の筋肉にも影響を与えますので、
 同側の筋肉が過緊張状態となり、肩こりや腰痛等の症状を引き起こします。

 番組中では口を開けて意識的に歯を離す訓練を繰り返す事で
 肩こりが緩和されていました。
 しかし例えば寝ている間も含めずっと意識し続けるのは
 難しいのではないかと思います。

 バイオプレート治療はプレートを装着し、
 脳に正しいあごの位置を覚えさせる治療法です。

 寝ている間にプレートを装着する事で日中プレートを装着していなくても
 無意識に正しい位置にあごが安定するので、より本格的な治療になり、
 肩こりの改善に繋がります。


 頑固な肩こりでお悩みの方は是非、バイオプレート治療説明会にご参加ください。